香川所属のドルト、クロップ監督が今季末の退任を希望か…独紙報道
http://www.soccer-king.jp/news/world/ger/20150415/302398.html
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントのユルゲン・クロップ監督が今シーズン限りでの契約解除を申し出たと、ドイツ紙『ビルト』が15日に報じた。
ドルトムントは、今シーズンのブンデスリーガで苦戦。第6節に行われたシャルケとの“ルール・ダービー”から5連敗を喫するなど、スタートダッシュに失敗すると、一時は最下位まで順位を落とした。ウインターブレイク明けから復調したかに思われたが、直近2試合で連敗。第28節を終えて10位と、来シーズンのチャンピオンズリーグはおろか、ヨーロッパリーグの出場権獲得も厳しい状況に陥っている。
なお、チャンピオンズリーグではユヴェントスに敗れ、決勝トーナメント1回戦で敗退。今シーズン、獲得できる可能性のあるタイトルはDFBポカール(ドイツカップ)のみとなっている。
2008年からドルトムトを指揮し、今シーズンで7シーズン目を迎えたクロップ監督は、これまでブンデスリーガで2度、DFBポカールで1度の優勝を導いていた。現在、ドルトムントとの契約を2018年まで残しているが、今シーズン限りでの契約解除を同クラブCEOのハンス・ヨアヒム・ヴァツケ氏に申し出たという。同紙は、クロップ監督は退任後、休暇を過ごした後にプレミアリーグへ挑戦するとのではないかと伝えている。
また、同紙によると、後任にはマインツの元監督であるトーマス・トゥヘル氏が有力の模様。トゥヘル氏はこれまでハンブルガーSVなどからオファーを受けるも断っていたという。ドルトムントは同氏に対して年俸2000万ユーロ(約25億5000万円)で4年契約のオファーを提示したとも伝えられている。なお、クロップ監督も2001年から2008年までマインツを指揮していた。