来月の母の日は、ちょっと居心地の悪いものになるかもしれない――。米ジョージア州の保安官であるラリーさんは、日曜の夜に、
自宅付近でアルマジロに出くわした。穴を掘るアルマジロは、農地などでは駆除の対象となる“害獣”とされる。
そのため、ラリーさんは持っていた9mm拳銃でアルマジロを撃つことに。放たれた弾丸はアルマジロの命を止めたが、
その甲羅は弾丸を跳ね返らせ、なんとラリーさんの義理の母親を傷つけることになってしまった。
米テレビ局WALBなどの報道によると、ラリーさんの撃った銃弾は跳ね返り、垣根を越え、リクライニングチェアに座ってのんびりと過ごしていた
義理の母親に的中。その距離はおよそ91メートル、思いもよらない事態である。ラリーさんはすぐさま義母を病院へと連れて行ったが、
銃弾が小さい上に距離もあったことが幸い、軽症程度で済んだそうだ。
群の役人は「都市部ならアルマジロの駆除に銃を用いるのは効果的だ。しかし、使用の際は充分な注意を払う必要がある」とコメントし、
今回の事例においては「散弾銃を使えばこうした事態には陥らなかった」ともアドバイス。
開けた場所で起きた珍事であり、義母も軽症だったため罰金などを払う必要はなかったそうだが、多くのメディアで取り上げられ、
ネット上でも関心を惹くことになった。
「どうして撃ったりしたんだろう。食べるのかな」
「これはひょっとして……わざと?」
「義理の母よりアルマジロのほうがかわいそう」
「自分も気をつけよう」
などなど、様々な意見が寄せられているようだ。
http://www.narinari.com/Nd/20150431063.html