保護者会費を教員給与に充当 大阪桐蔭、月4万~5万円
2015年4月15日 02時00分
5億円超の裏金をプールし、不正な会計処理が発覚した大阪桐蔭中学・高校(大阪府大東市)で、保護者会「桐友会」の費用が長年、教職員の給与の一部に充てられていたことが14日、分かった。
元教員が取材に「補習分の給与として受け取っていた」と証言した。受領した金額は少なくとも毎月4万~5万円に上ったという。
学校を運営する大阪産業大は、桐友会から教職員への金銭支出を認めたが、詳しい経緯や趣旨については「現段階ではコメントできない」としている。
元教員は1990年前後、大阪桐蔭に勤務。大産大から毎月20万円余りの基本給などのほか、桐友会から4万~5万円受け取っていた。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015041401002130.html