ベトナム政府は日本政府と政府間における農業技術の交換などの交流を実施している。近年では、ベトナム政府はこの流れを
活発化させるためにも、政府間の交流のみならず日系企業を誘致しており、4月8日に日本の昭和電工がベトナムのハナム省に
おいて安全な植物を製造するための植物工場を提案していることをベトナム政府は発表した。
この発表によると、この植物工場では安全に野菜を成長させるために室内で太陽光の代わりにLED照明を利用した栽培方法で
ある。工場の立地は、ドンバンⅡ工業団地を予定している。総投資資本の予定額としては1億ドルの見込み、今年の年末まで
の稼働を期待している。この技術により、野菜の生産性は2.5倍と向上する見込みである。この様な技術は、ベトナム政府としても
国の大方針と一致するため非常に歓迎する、との声明を発表している。
当編集部が昭和電工の広報部に確認したところ「提案している事は事実であるが、現状は金額・内容含めての提案中の段階
であり、正式に決定した事項はまだ無い。もし決定した場合には当社としては非常に喜ばしい事である。」との回答を頂いた。
(以下略)
http://portal-worlds.com/news/vietnam/3005