2015.04.12 Sun posted at 12:27 JST
(CNN) エジプトの刑事裁判所は11日、ムルシ元大統領の出身母体だったイスラム組織「ムスリム同胞団」の最高指導者、
モハメド・バディア被告と幹部13人に死刑を言い渡した。
被告側は上訴する見通し。裁判所はさらに、国家機関へのテロ攻撃を計画した罪で36人に終身刑を言い渡した。
被告らは、2013年の軍事クーデターでムルシ大統領が追放されたことに抗議し、首都カイロでの座り込みを支援したり、偽の
情報を広めたりしたとされる。元大統領支持派に対する当局の一斉取り締まりで逮捕されていた。
カイロ近郊のトーラ刑務所で14カ月前からハンストを続けているエジプト系米国人の活動家、モハマド・ソルタン被告(27)にも
終身刑が言い渡された。米国務省はこの判決を非難し、人道的見地から同被告の釈放を求める声明を発表した。
判決を下したシェハタ裁判長は厳しい判事として知られ、過去180人以上に死刑を言い渡している。
(以下略)
http://www.cnn.co.jp/world/35063036.html