暑い季節に備えるヒツジの毛刈りショーが11日、神戸市灘区六甲山町の六甲山牧場で始まった。毛に覆われ丸々としたヒツジから、布団1枚ほどの大きさの羊毛が取れた。
牧場の春の恒例行事。約150頭いる家畜用のヒツジは、毛が生え替わらないことから、健康管理のために毛刈りが欠かせない。1頭あたり約4キロの原毛が取れ、汚れを除去した2・5キロほどが製品利用される。
観客を前に座らされたヒツジはバリカンを入れられると、時折足をばたつかせた。腹や頭、肩と毛を刈り取られると、すっきりとした真っ白な姿を現した。心配そうに見守っていた尼崎市の小学2年生(7)は「何だか寒そう」と話していた。
いか
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150411-00000007-kobenext-l28