ピケティ氏:ギリシャ離脱にEU政治家が追い込む危険
2015/04/09 09:26 JST
(ブルームバーグ):経済格差を取り上げた著書「21世紀の資本」がベストセラーとなったフランスの経済学者トマ・ピケティ氏は、
欧州連合(EU)の政治家がギリシャをユーロ圏からの離脱に追い込む危険があるとの見解を明らかにした。
ピケティ氏(43)はパリで行われたブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「ブリュッセルとベルリンの一部の人々の態度は、
ギリシャを追い出そうとしているかのようだ」と語った。
ドイツとフランスはギリシャを虐待するだけでなく、「自分たち自身も虐待している」と同氏は主張。制度的なまとまりのなさが
ユーロ圏に害を与えていると述べ、「政治統合の深化と民主的な制度の拡充が必要だ。財務相会合の枠組みだけでそれを
行うわけにはいかない」と訴えた。
さらにピケティ氏は、英国がEUを離脱すれば「欧州大陸諸国ではなく、英国が主な損失を被ることになるだろう」と指摘した。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NMIGW06KLVR701.html
ギリシャ、ユーロ離脱の恐れも─フィンランド政府文書=地元紙
2015年 04月 9日 18:05 JST
[ヘルシンキ 9日 ロイター] - フィンランドのヘルシンギン・サノマット紙によると、同国財務省は、ギリシャが追加支援の条件を
満たせなければ、ユーロ離脱を迫られる恐れがあるとの極秘文書をまとめた。
文書は3月27日付。ギリシャの資金が6月末までに枯渇する恐れがあり、フィンランド政府は、ギリシャのユーロ残留の是非など
「非常に厳しい政治決断」を迫られる可能性があるとしている。
文書は、ギリシャが合意通りに改革を完了しない限り、追加支援は実行されないとしている。
財務省のコメントはとれていない。
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPKBN0N00SF20150409?sp=true
ギリシャの秩序あるユーロ離脱、検討余地も=オーストリア財務相
2015年 04月 8日 17:02 JST
[ウィーン 8日 ロイター] - オーストリアのシェリング財務相は8日、ギリシャが偶発的にユーロ圏から離脱する可能性は1カ月前と
比べて高まっていないと述べる一方で、秩序だった脱退を検討する余地はあるとの見解を明らかにした。
財務相はORFラジオに対し「偶発的的な事態が最大の問題であることをギリシャを含め誰もが理解した。仮に(ユーロ圏からの)
秩序だった脱退があり得るなら、どう行うべきかを検討することは可能だ」と語った。
「もちろん時間がなくなりつつあり、(ギリシャに)非常に多額の資金が必要という問題を認識している」と述べた。
(以下略)
http://jp.reuters.com/article/jp_eurocrisis/idJPKBN0MZ0KV20150408?sp=true
ギリシャのユーロ離脱、建設的結果の可能性 バフェット氏 [XJDLwxRX]
http://next2ch.net/test/read.cgi/poverty/1427844072/