カラフルなモリイグアナの新種3種を南米で発見~さらに多くの新種が存在か
ペルーとエクアドルで、モリイグアナの新種が3種発見された。
エクアドルの政情不安のため、新種と判明するまでに10年近くもかかってしまったが、3種はそれぞれアルトタンボ・ウッドリザード(学名:Enyalioides altotambo、アルトタンボは地名)、ラフスケールド・ウッドリザード(学名:E. anisolepis)、ロスチャイルズ・ウッドリザード(学名:E. sophiarothschildae)と名づけられた。
4月6日付けの「ZooKeys」誌に掲載された論文によれば、Enyalioides属のモリイグアナは全部で15種となった。これは2006年のほぼ倍で、過去10年間における、爬虫類の新種発見のペースとしては最も速い。
首都キトにあるエクアドルカトリック大学のQCAZ動物学博物館で爬虫類を担当する学芸員で、今回の研究チームを率いたオマー・トレス・カルバハル氏は、「私はラッキーです。モリイグアナの知識が増えれば増えるほど、新しかったり、変わっていたりする特徴に気付きやすくなるんです」と言う。他にも多くのモリイグアナを発見してきたトレス・カルバハル氏は、米国立スミソニアン協会自然史博物館の共同研究者でもある。
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