警視総監賞を60回以上受賞した暴力団担当の元警視庁の警察官が、覚醒剤を所持していたとして、警視庁に逮捕されました。
覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕されたのは、元警視庁小松川警察署の警部で、タクシー運転手の白井聖志容疑者(66)です。白井容疑者は先月12日頃、東京・江戸川区の自宅やその周辺で、微量の覚醒剤を所持していた疑いが持たれています。
白井容疑者は6年前に警視庁を退職しましたが、在職中は暴力団や薬物の捜査を長く担当し、警視総監賞を62回受賞した実績があるということです。
取り調べに対し白井容疑者は、「覚醒剤を使用していた」と供述しているということです。
警視庁は、白井容疑者が在職中の暴力団関係者とのつながりを使って覚醒剤を入手していた可能性もあるとみて、入手ルートの解明を急いでいます。(09日13:16)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2464976.html