最高金賞・金賞・銀賞・銅賞があり、評価基準は公開されていないのですが、
「味覚」「衛生」「パッケージに記載されている成分などが正しいか」「原材料」等の項目だといわれています。
受賞には 絶対評価を用いている為、受賞率は81%と高いそうです。
モンドセレクションは定められた基準を満たした製品には全て賞がもらえる仕組みになっていて、
全世界からの審査対象品の50%が日本からの出品で国際的にはほとんど無名な賞なんです。
近年、日本から出品した食品は毎年50~100点が最高金賞を受賞していて、
出品した8割が何らかの賞を受賞しているんです。
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審査は毎年行われていて、審査料は基本的に1製品ごとに1100ユーロです。
このモンドセレクションを有り難がっているのはどうやら、外国の権威みたいなものに弱い日本だけで、
外国ではあまり認知されていないらしく、審査の申請の5割が日本製品なのです。
エントリーの際に納付する審査料が運営基金の大部分を占めていて、審査基 準の詳細は非公表だが、
同種の物の中でより優れた物に賞を与えるのではなく、
その商品がどれくらい基準を満たしているかで賞のランクが変わる仕組 みなんです。
モンドセレクションの各賞は一定の基準を満たせば授与されるので、
オリンピックのように金・銀・銅が世界で1・2・3位というわけではありません。
よくモンドセレクションを受賞している商品を販売している業者は
「食品のオリンピックとも言われるモンドセレクションは・・・」と説明して販売しているのを見かけます。
このような宣伝文句を見ると、オリンピックのように
金賞、銀賞、銅賞などがトップ3製品のみに与えられる感じがしますが、
選定基準が絶対評価なため、かなりの数の金賞が毎年誕生しているのです。
最近放映された、TBSの「ざっくりマンデー」という経済番組でモンドセレクションが取り上げられていました。
それによると2個に1個は金賞が取れるそうです。
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つまり、出品したものの約半数は金賞を取っているそうです。