和歌山県那智勝浦町の勝浦漁港市場に9日朝、重さ411キロ、全長2・65メートルのクロマグロが水揚げされた。
3月23日に水揚げされ、記録がある1985年以降で最高重量だった386キロを超える大きさで、漁師たちは驚いている。
串本町潮岬沖約700キロの海域で操業していた那覇市のマグロはえ縄漁船「第1弘奈丸」が水揚げした。
同市場では今期、300キロを超える大物マグロの水揚げが続いているが、400キロ超は全国でも珍しいという。
市場で仲買業者が271万2107円(税込み)で競り落とした。1キロ当たりの価格は6110円で、3月の386キロより約3割安。関東に出荷するという。
漁港市場は大物の水揚げ続きで活気づいている。クロマグロの漁獲シーズンは5月まで。
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