滋賀県東近江市の防災用品企画販売会社「NAテック」が、普段は寝具として使え、洪水や津波の発生時には人が乗ったまま水に浮くことができる敷布団を開発した。東日本大震災をきっかけに青山栄次社長(38)が「災害時にひとりでも多くの人に生き延びてもらいたい」と着想、約3年半かけ2014年11月に完成させた。
「SAVING FLOATER」は縦2m、横1m、重さ2.5kg。98%が空気という発泡ポリエチレン製ビーズを中に詰め、最大約100kgの重さに耐える浮力と、一般的な布団の約半分の軽さを実現した。
つかまるための取っ手の他、貴重品用ポケットや血液型と名前を記入するタグ、夜間に光る反射材も備える。表面は丈夫な化学繊維で覆われており、地震の際は頭からかぶれば落下物から身を守れる。1枚4万円(税別)。
http://na-tech.jp/
ソース
http://www.sankei.com/west/news/150408/wst1504080053-n1.html?view=pc