物価2年で2%の目標堅持、昨年の追加緩和に効果=日銀総裁
[東京 8日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は8日の金融政策決定会合後の記者会見で、2年程度で2%の物価目標を実現できるとの見通しに変化がないと強調した。
足元の物価は前年比横ばいにとどまっており2%にほど遠い状況だが、秋以降に物価上昇が加速するとの見解を堅持した。
昨年10月の追加緩和の効果で、直近の物価上昇率が縮小しても人々の物価観である予想物価上昇率は下押しされていないと述べた。
昨年10月は足もとの物価下落によりデフレマインドの転換が遅延するリスクを理由に追加緩和に踏み切ったが、現在は、そのようなリスクは低下したとの認識を示した。
決定会合では年間80兆円資金供給量(マネタリーベース)と国債保有残高を増やす現行政策の維持を決めた。景気は「緩やかな回復基調を続けている」との従来判断を維持した。
省略してます。以下ソース
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0MZ0PF20150408