韓国のHyundai Motor社はソウルモーターショー(2015年4月2~12日)で新型車と今後の事業戦略について発表した。
その中で、同社Executive Vice PresidentのKwak Jin氏は「Tucson iX Fuel Cell」や「Sonata Plug-in Hybrid」と言った
環境車を紹介しながら、「ハイブリッド(HEV)、プラグインハイブリッド(PHEV)、電気自動車(EV)そして燃料電池車(FCV)
それぞれを、ワールドワイドに強化していく」と今後の抱負を述べた(図1)。
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図1 Hyundai Motors Executive Vice PresidentのKwak Jin氏
今回、韓国で初公開となった「Sonata Plug-in Hybrid」は排気量2.0Lのガソリンエンジンに定格出力50kWのモーターを
組み合わせたPHEV(図2)。1月のデトロイトモーターショーでお披露目した4ドアセダンである。エンジンとモーターの合算
最高出力は、エンジン回転数6000rpm時に151kWという。搭載するリチウムイオン2次電池の容量は9.8kWhと大きい。
満充電までの時間は3時間だが、EVモードで最大38.4km走行できる。発売台数は2016年に世界で6000台と今のところ
控えめだ。
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図2 大容量の2次電池を搭載したPHEV、Sonata Plug-in Hybrid
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図3 FCVのTucson iX Fuel Cellと外部給電システム
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図4 外部給電システム
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