生活習慣病に関係なく血糖の濃度が異常に上昇する1型糖尿病は、体内に侵入したウイルスの増殖を遺伝子変異のせいで抑えられないために発症率が高まることを、九州大などのグループがマウス実験で初めて突き止めた。7日付の英科学誌に掲載された。
糖尿病は生活習慣病が起因の2型と、乳幼児期や若年期に多く発症する1型があり、1型の一部は風疹、おたふくかぜなどのウイルスが原因と考えられてきたが、明確な証拠はなかった。
ウイルス感染で糖尿病が発症するメカニズムの一端が解明されたことで、グループは「人もウイルス感染が危険因子になりえる。ワクチン開発が期待できる」としている。
以下ソース
http://www.47news.jp/CN/201504/CN2015040701001832.html