ミスド、高価格の新商品好調…6年ぶり増収に
ダスキンは6日、運営するドーナツチェーン店「ミスタードーナツ」の2014年度の売上高(既存店ベース)が、6年ぶりに前年度を上回るとの見通しを明らかにした。
コンビニエンスストア各社の参入で経営環境の悪化が見込まれるなか、昨年投入した高価格帯の新商品が好調だった。
昨年4月に発売した「ミスタークロワッサンドーナツ」は、税込み172~194円と、平均的な商品(100~150円)に比べて割高だが、販売個数は1年間で約4100万個と、平均的な商品の2倍強に上った。
1月にはデニッシュ生地を組み合わせた「ブルックリン D&D」(194円)を販売し、3か月で1000万個が売れた。
今月9日には生地をクッキーとベーグルに刷新した「メリーゴーランド」(172円、東京都と神奈川県は194円)=写真=を投入し、高価格帯の品ぞろえを拡充する
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20150407-OYT1T50047.html