孫が自宅のトイレで出産した女児、祖母が殺害
産まれたばかりの女児を殺害したとして、福井県警は5日、同県内在住の70歳代の女を殺人容疑で逮捕した。
子どもを産んだのは同居する10歳代の孫娘で、県警は「少女の身元が特定される恐れがある」として、容疑者の住所や氏名、認否を明らかにしていない。
発表によると、女は3月31日午後1時頃、自宅でひ孫にあたる乳児を殺した疑い。乳児は体重が約3000グラムで、孫娘が同日に自宅1階のトイレで出産したという。
目立った外傷はなく、司法解剖の結果、窒息死と判明した。
女は事件の後、乗用車で孫娘を病院まで運び、病院関係者に「赤ちゃんが死んでいる」という趣旨の話をしたという。
不審に思った病院から通報を受け、県警が車内に乳児の遺体があるのを確認した。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150405-OYT1T50095.html