中国メディアの南方都市報は1日、一部の裕福な中国人の消費が高級ブランド品などの奢侈品や電気炊飯器やコメ、洗浄便座といった日本の商品を買い求めていることを紹介する一方、なぜ中国は世界に名だたるブランドを排出できないのかと論じた。
記事は、中国人が海外で買い求める製品のなかには中国で生産されたものも少なくないとし、なかには「デザインや企画まで中国人が手がけた奢侈品もあるだろう」と主張する一方で、「なぜ中国人は自国でブランドを確立することができないのだろうか?」と疑問を投げかけた。
続けて、中国が世界に名だたるようなブランドを輩出できない理由について「社会に蔓延する海賊品」の存在を挙げ、身近に存在する酒類ですら中国人はその真贋を疑いながら飲んでいる状況であると指摘。このような状況は“大ブランド”を擁する国では絶対にありえないことだと論じた。
「取り締まっても海賊品を根絶することは非常に難しい状況」
「誰もが認めるブランドなど輩出できるわけがない」
「海賊品に過ぎない」
海賊品を完全に途絶できないかぎりは「中国から本当の意味での高級ブランドは生まれないだろう」
ソース
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2015&d=0405&f=business_0405_004.shtml