京都府警は4日、「苔寺」として知られる京都市西京区の世界遺産・西芳寺(さいほうじ)で、
阿弥陀如来像(木製、高さ28センチ)1体が盗まれたと発表した。境内にある茶室「潭北亭(たんほくてい)」に安置されていた仏像で、製作時期などは不明。
西京署が窃盗の疑いで調べている。
同署によると、4日午前8時ごろ、住職(67)が茶室の扉を開けたところ、厨子(ずし)の中から仏像が盗まれているのに気づいた。
3日朝には異状はなかったという。扉に鍵はなかった。
同寺の拝観は事前申込制で、3日は約200人が訪れた。茶室は庭園を散策する参拝者の休憩室代わりに使われているという。
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