福井県勝山市で3月、東邦大大学院生・菅原みわさん(25)が絞殺された事件で、福井地検は3日、元福井大教職大学院特命准教授・前園泰徳容疑者(42)を殺人罪で起訴した。
起訴状などでは、前園容疑者は3月12日、同市の市道に止めた軽乗用車内で、菅原さんの首を腕で絞めつけて殺害したとしている。
捜査関係者によると、前園容疑者の携帯電話を調べたところ、事件直前に菅原さんと交わされたメールなど複数の通信記録が削除されていたという。前園容疑者は県警の調べに対し、当初は殺害への関与を認めたが、その後黙秘している。県警や地検は詳細な殺害場所などを特定していない。
前園容疑者は3月31日、勾留理由を開示する法廷で「菅原さんから殺してと頼まれた」と述べ、弁護人は嘱託殺人罪を主張していた。
特命准教授の任期は同日までだったが、福井大は「在任中の事件なので処分を検討中」としている。
以下ソース
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150404-OYT1T50011.html