米 ヨットで2か月以上漂流の男性救助
アメリカ東部で、ことし1月にヨットで沖合に釣りに出たまま漂流し、
行方が分からなくなっていた男性が、2か月余りたって無事に救助されました。
救助されたのは、アメリカ東部サウスカロライナ州に住む37歳の男性です。
地元メディアなどによりますと、男性は1月下旬、家族に「沖合に釣りに行く」と伝えてヨットで港を出たのを最後に、行方が分からなくなっていました。
2日、ノースカロライナ州の沖合およそ320キロの海上でヨットが漂流しているのを、近くを通りかかったコンテナ船が発見し、男性を救助しました。
そのあと、男性は沿岸警備隊のヘリによって病院に移送され、治療を受けていて、
肩のけがや脱水症状がみられるものの、自力で歩くことができ、命に別状はないということです。
ヨットは故障して操だできなくなったということで、男性は2か月余りも漂流している間、網で魚を捕まえて食べたり、
雨水をためて飲んだりして、飢えと渇きをしのいだと話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150403/k10010037491000.html