九州や中国地方などを地盤とするコカ・コーラウエストは3日、四国コカ・コーラボトリング(高松市)を買収すると発表した。
四国コカの全株式を親会社の日本製紙から買い取る。沖縄を除く西日本全体を一体運営し、燃料や自販機などの調達を
一本化するなど効率化を進めて収益力を高める。
買収額は未定で、月内の最終合意を目指す。日本製紙は製紙やエネルギーなど主力事業とのシナジー効果が薄い事業を
売却し本業に集中する。
コカウエストは2013年に熊本など4県を手掛けていた南九州コカ・コーラボトリング(熊本市)を買収するなど西日本地域での
基盤拡大を進めてきた。コカ・コーラグループで最大の製造・販売会社(ボトラー)であるコカ・コーライーストジャパンも仙台コカ・
コーラボトリング(仙台市)を完全子会社化するなど東日本地域での再編を進めている。
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http://www.nikkei.com/markets/kigyo/ma.aspx?g=DGXLASDZ03IE4_03042015TJ2000