(久美さん=仮名・23歳・劇団員)
交際中の直也(仮名)は、典型的な草食系のフリーターです。一方、兄の力也(同)はいかにもワルっていう雰囲気を漂わせています。
力也は出会い系サイトを運営していて、月に200万円も儲けているから、お金の使い方もハンパじゃないの。直也は食事に誘うとき必ずラーメンだけど、力也は会席料理や中華を個室で私たちにご馳走します。
そんなある日、力也から「弟に内緒で会わないか?」とメールが入ったんです。
何かが起きる予感はしていたけど、断ることはできませんでした。待ち合わせたのは、シティホテルの喫茶店。力也は真面目な顔で「あんな弱い男でいいのか?」と質問してきました。
「少し物足りないけど…」
「人間だって動物なんだ。メスは強いオスに惹かれるはずなんだよ」
これは力也風の告白だったんです。
「でも、直也に悪いから」
「バ~カ。愛っていうのはなぁ、奪い合いなんだ」
彼は立ち上がって支払いを済ませ、私の手をグイグイ引っ張りました。
「もう部屋は取ってある。わかってるな?」
女って、いつでも言い訳が欲しいんです。「無理矢理連れて行かれたから」って言えば、バレても直也は許してくれる。そんなことを考えながら私は部屋に入りました。
「俺はなぁ。女の機嫌を取るのが大嫌いなんだよ」
それから、力也は下着を剥ぎ取り、私を全裸にしたんです。愛撫はまったくせずに押し倒し、自分のペニスにツバをつけて強引に正常位で入ってきます。
「痛い! 優しくして…」
「処女を失った痛みに比べたらましだろ?」
力也の分身はグイグイと奥まで入ってきます。なぜかピストン運動するたびに、奥から愛液が溢れてきました。実は痛みがどんどん快感に変わっていたんです。
さらに力也は乳首を徐々に強く噛んできます。
「痛い! もうやめて!」
「ホントにやめるのか?」
「やめ…ないで…」
すると胸とアソコに同時に快感が走り、ついには全身ビクビクしながら昇り詰めました。
力也のほうが何倍も感じてしまい…。これがセックスの相性なのでしょうか? まだ直也には秘密だけど、正直言って力也とつき合おうかと心が傾きかけています。やはり私は強引な男が好きなのかもしれません。
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