米Amazon.com(アマゾン・ドット・コム)は、「Dash Button」と呼ぶ小型機器を使って日用品を手軽に注文できるサービスを米国で
開始した。ウォール・ストリート・ジャーナル、 TechHive、 CNETなどの米メディアが現地時間2015年3月31日に報じた。
Dash Buttonはチューインガムほどの大きさの機器で、前面には商品ブランドのロゴが記してある。Amazonが配布するスマートフォン
(スマホ)用アプリで、あらかじめそれぞれのDash Buttonごとに無線LAN接続、商品種類、数を設定し、機器の右部分にあるボタンを
押すと、商品が2日以内に届く。
子どもなどがボタンを押して誤発注してしまうのを防ぐため、注文が入るとスマホに通知が届き、30分以内であればキャンセルできる。
また初期設定ではボタンを何度押しても、商品が届くまでは次の注文は入らないという。
1つのDash Buttonに付き、1つの商品を割り当てるという仕組みで、Amazonはこれらを家庭のさまざまの場所に貼り付けて利用して
もらいたい考え。例えば、洗濯機には洗濯洗剤の「Tide」、洗面所にはかみそり刃の「Gillette」、冷蔵庫には飲料の「Gatorade」などと、
それぞれのDash Buttonを置いてもらうことを想定している。
(以下略)
http://www.nikkei.com/content/pic/20150402/96958A9F889DEAE7E3E6E3E6E5E2E2E3E2E6E0E2E3E7E2E2E2E2E2E2-DSXZZO8514278001042015000000-PB1-2.jpg
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO85141470R00C15A4000000/