驚きの進化を遂げるヤンキーギャルファッション――ミニスカ特攻服、ヤンギャルセーラー、特攻ガウンまで
「夜露死苦」「バリバリ」「なめんなよ」。今の40代がまだ中高生だったころ、一世を風靡したヤンキーファッションが時代を超えて流行の兆しを見せているという。
変形学生服や特攻服販売の最大手として有名なのが、岡山県玉野市の「プロス通販」。
不良のバイブル的雑誌『チャンプロード』には、巻頭カラーで「アクティブな短ランは新入生にピッタリ!!」と衝撃的なキャッチコピーが入った広告が載っているが、10ページにもおよぶこのド派手でキャッチーな広告を出校しているのが同社なのだ。
「以前は複数社が特攻服を作っていましたが、廃業したりカジュアル衣料に転換したりして、現在はほぼ当社の独占状態です。売上はここ毎年、前年比アップで推移しています。
卒ランについては、今年1月と2月で全国から300着以上の注文をいただいています」
そう語るのは、ホームページで積極的に顔出しして名物キャラと化している米澤章雄社長。
特攻服に15色のカラーバリエーションを持ち込み、異色の新機軸である特攻学ランやレディース特攻服などのデザインを自ら手がけるなど、ヤンキー界のファッションシーンを牽引する存在だ。
「特攻服というのは暴走族やヤンキーだけの特殊な服ではなくなって、もう若者のファッションのジャンルの一部になっています。だから、その流行り廃りを決めるのはお客さんではなく、お店の側。
いくつも見本を作って雑誌やネットで広告を打ち、そのレスポンスを見て、プッシュしていく商品を決めていくんです」
さて、やはり気になるのが最新のヤンキーギャルファッションだ。さっそくチェックしてみよう。
◆レディース特攻服
大きく開いた胸元と、スペンサー丈で引き締まる腰回りがポイント。ミニスカでいざ特攻!
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◆ヤンギャルセーラー
フロントがファスナーで大胆に開閉できる新発想は、特許取得済み。赤・紫・ピンクなど全12色
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◆対色特攻学ラン
赤×白、赤×黒などの組み合わせを対角線上に配置したド目立ちファッション
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◆特攻ガウン
格闘技の入場用に考案されたという新作。クールなたたずまいが魅力。長袖にも対応可能
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なんとも特殊な進化を遂げたヤンキーギャルファッションの世界だが、けっこう可愛いかも!?
http://nikkan-spa.jp/826749
【参考】プロス通販
http://www.pros-online.jp/index.html