東京電力福島第1原発で放射性物質に汚染された雨水が外洋に流出しているデータが
公表されていなかった問題で、東電は30日、同原発の全ての放射線データを公開すると発表した。
東電福島第1廃炉推進カンパニーの増田尚宏代表は福島県庁を訪れ、「全てのデータではないが、
1カ月以内にスタートできるようにしたい」と伝えた。
東京都千代田区の本店で記者会見した姉川尚史常務は、これまで未公表だった放射線データとして
「作業する場所の空間線量や建屋周りの汚染の状況を測定したものがある」と説明。
規模としては既に公表しているデータの分量以上になるとの見方を示した。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2015033000621