東京電力は30日、原子力事業の運営を安全面からチェックする内部組織「原子力安全監視室」のジョン・クロフツ室長(66)が4月1日付で常務執行役に就任する人事を決めた。外国人が日本の電力会社の役員に就任するのは初めて。外国の原子力専門家を役員に加えることで、原発の安全をより強化する。
原子力安全監視室は4月1日付で取締役会直轄から社長直属の組織に改編。執行側から原子力安全についての意思決定に直接関わり、権限が強化される。
英国人のクロフツ氏は、2000年から07年まで英原子力公社で安全監視を担当したほか、仏電力公社の原子炉建設子会社で安全委員も務め、平成25年5月にら東電の原子力安全監視室長に就任した。
以下ソース
http://www.sankei.com/economy/news/150330/ecn1503300032-n1.html