農家の畑を借りて野菜を作り、産直市場で売ってみよう-。JA愛知中央会は「農業に挑戦したい」
「自分で作った野菜を売ってみたい」という一般女性「のらガール」を募集している。
無料情報誌とタイアップし、栽培や出荷に取り組む様子の記事も掲載する予定だ。
農業のイメージアップが狙いで、JA愛知中央会によると、こうした企画は全国のJAでも初めてという。
畑の賃借代のほか、種苗代や肥料代、農機具代などの経費はJA愛知中央会が負担。
5月から8月にかけ、愛知県豊田市の約100平方メートルの畑で苗の植え付けや管理、収穫といった
夏野菜作りにチャレンジし、産直市場で販売してもらう。出荷手数料を引いた残りの売上金を受け取れる。
20~40代の女性で、畑に通い管理や作業ができることが条件。面接の上で、若干名を決定する。
奮闘の様子は、豊田市のデザイン会社スタッフが取材し、同社発行の無料地域情報誌に特集記事として連載される。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2015033000025
栽培方法はJA職員が指導するが、作る野菜や販売価格などは原則自由。JA愛知中央会は「経験者でなく、素人の方にこそチャレンジしてほしい」と話している。(