滋賀県長浜市元浜町の大通寺で「馬酔木展」が開かれ、見頃を迎えた花が参拝者の目を楽しませている。
馬酔木はツツジ科の低木。地元の「ながはま御坊参道商店街振興組合」などの主催で、約50鉢を縁側と庭に並べている。
中には推定樹齢300年の古木も。釣り鐘形をした白やピンクの小さな花を木いっぱいに咲かせ、独特の香りを漂わせている。
同組合によると、3月初旬に寒い日が続いて見頃が例年より1週間ほど遅れたが、花付きは良いという。
岐阜市から訪れた鬼頭俊子さん(65)と坂井伸子さん(62)は「馬酔木の展示は珍しいですね」と顔を近づけて見入っていた。
4月19日まで。午前9時~午後4時半。中学生以上有料。大通寺TEL0749(62)0054。
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20150328000116