【カオス】ギリシャがユーロ離脱なら、実はこんな展開も-混乱のプロセス #1

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2015/03/28(土) 15:17:15.88 ID:6wchoB2d

  (ブルームバーグ):ギリシャをユーロ圏に残す闘いも6年目となり、誰もが疲れてきた。そして何よりも、チプラス政権下のギリシャは
資金が底を突きつつある。

ウニクレディト・バンクのエリック・ニールセン氏など、ギリシャのユーロ圏離脱は時間の問題だとみるエコノミストも出てきた。ユーロ導入は
選択すれば戻ることのできない一方通行の道だと思われてきたため、離脱のロードマップはない。このため、正式な発表や明確な決議を
待っていては、待ちくたびれるだけかもしれない。

ギリシャの選択肢としては、ユーロ圏にとどまる、破滅的な別れを選ぶ、あるいは複数の通貨を流通させるシナリオなど、さまざまだ。さらに
離脱する場合、誰がどのようにそれを世界に宣言するのかという問題がある。チプラス首相か欧州中央銀行(ECB)か、トゥスク欧州
連合(EU)大統領か、それともユンケル欧州委員長なのか。以下に、今後想定し得るギリシャのシナリオを示した。

A:ギリシャの離脱(GREXIT)回避
チプラス首相が降参して債権団の要求に従う。ユーロ離脱か緊縮かの選択を迫られた首相は後者を選んでギリシャは現金を手にし、
ECBも同国の金融システムを支え続ける。この場合、チプラス政権への反発が国内で強まり、首相は欧州寄りの政党と新たな連立を
組んで政権を存続させるか総選挙実施となる。

B:ホテルカリフォルニア
ギリシャのバルファキス財務相はユーロという通貨同盟への参加を、いつでもチェックアウトはできるが決して去ることができないと歌う
米ロックバンド、イーグルスの1976年のヒット曲「ホテルカリフォルニア」に例えたことがある。(略)
さて、このシナリオBはここからB1「どんでん返し」とB2「チェックアウト」に別れる。

 B1:どんでん返し
 B2:チェックアウト

C:大惨事
ギリシャが無秩序なデフォルト(債務不履行)を起こしてユーロ圏を離脱する。デモが発生し、国民の多くはますます困窮、政府は
全てをドイツのせいにする。新通貨を支えたり国債やIMF融資の利払いや返済をするための支援は得られない。政府と銀行が
破綻し、新たな枠組みができるまで何年もかかる。ギリシャは大恐慌に陥り、資本主義始まって以来の大規模デフォルトの打撃で
欧州もリセッションに逆戻り。ギリシャはEUも離脱する羽目になる。国内では極右ないし極左勢力が政権を握り、逃げられる者は
国を後にする。北大西洋条約機構(NATO)加盟継続にも疑問符が付き、不安定な新ギリシャはロシアに頼って、プーチン
大統領に地中海への足場を提供する。

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NLSCMF6K50XX01.html
(各シナリオの詳細はソースで)

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