米人気女優のアンジェリーナ・ジョリーさん(39)は24日付のニューヨーク・タイムズ紙に寄稿し、先週、卵巣と卵管の摘出手術を受けたことを明らかにした。母親をがんで亡くし自身の遺伝子変異も見つかっていたことから、予防措置として決めたという。
ジョリーさんは2013年、遺伝子検査で乳がんのリスクを高める変異が見つかり、発症の確率が推計87%と告げられたため、両乳房の切除・再建手術を受けた。今回の手術と合わせ、遺伝子医療をめぐる論議に新たな一石を投じそうだ。
ジョリーさんは13年当時、卵巣がんになる確率も同50%と医師から説明された。(共同)
http://mainichi.jp/select/news/20150325k0000m040095000c.html