屋上の広場「国内最大級」 大分駅ビル
4月にオープンするJR大分駅ビルを管理運営するJR大分シティ(大分市)は23日、8階に設ける屋上広場の概要を発表した。
面積は約4500平方メートルで、ビルの屋上広場としては国内最大級という。
線路全長250メートルのミニトレインや高さ14メートルの「お堂」、仲店や屋内外の遊び場を設けており、「人が集い、学び、歴史や文化、芸術を感じる心豊かな空間にしたい」としている。
庭園名は「シティ屋上ひろば」。
デザインは駅ビル全体を手掛けるドーンデザイン研究所代表の水戸岡鋭治さん(豊の国かぼす特命大使)が担当した。
西の端には日本の伝統的な建築様式に基づくお堂「夢かなうぶんぶん堂」が建ち、展望スペースからの眺めも楽しめる。
東の端には旧駅舎の屋上にあった鉄道神社を配置。参道沿いには仲店を設け、縁日のようなにぎわいを演出する。
電動ミニトレイン「くろちゃんぶんぶん号」(3歳以上300円)は池の上を通過するなど遊び心をくすぐるコースを設定。
内側に1周100メートルの線路もある。この他、滑り台やブランコ、木のボールプールなど屋内外で親子連れが遊んだり、くつろげる場を設ける。
ひろば全体に約千本の樹木を植えるほか、10区画の畑も設け、自然にも親しめるようにする。
http://www.oita-press.co.jp/1010000000/2015/03/24/224611390