米大手投資ファンドのベインキャピタルは23日、日本風力開発(東証2部)に対して、株式公開買い付け(TOB)を実施すると
発表した。1株あたり580円で買い付け、全株の取得を目指す。買収額は最大で約97億円になる見込み。
日本風力開発は好立地に風力発電所の建設案件を多数保有しており、成長性が見込めると判断した。さらなる資金を投じて
風力発電所の建設を進め、企業価値を高めたうえで数年後の再上場を目指す。買い付けは、ベインが日本風力開発の塚脇正幸
社長と組んで設立した会社が24日から5月8日まで実施する。塚脇氏は引き続き社長を務める。
ベインはファミレス大手のすかいらーくの経営を再建して昨年、再上場させたほか、今年に入ってからは温泉旅館や温浴施設を
営む「大江戸温泉ホールディングス」、キノコ生産大手の「雪国まいたけ」など日本企業の買収を加速している。(橋田正城)
http://www.asahi.com/articles/ASH3R3546H3RULFA00B.html
参考
http://kabumatome.doorblog.jp/tag/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E9%A2%A8%E5%8A%9B%E9%96%8B%E7%99%BA