自殺阻止してすぐiPhone盗む、ヒーローから一転“残念な若者”が話題に。
中国紙揚子晩報などによると、江蘇省蘇州市で暮らす朱は、電動バイクに乗って果物を買いに行く道すがら、路上で座り込むひとりの若い女性に遭遇。
地面には血が少し垂れており、驚いて近づいてみると、女性は手首をナイフで切っていた。朱はすぐに彼女のナイフを取り上げ、
大声で「いったい何を馬鹿なことしているんだ! すぐに家族に電話しろ!」と叫んだ。
このとき、赤の他人がいきなり手を差し伸べてくれたことに、女性は救いを見い出したのかもしれない。
彼女は自分の考えが間違っていたことを悟り、ポケットからiPhoneを取り出し、朱に言われるまま電話をかけようとしたという。
しかし、女性が取り出したiPhoneを見て“ヒーロー”朱に突如邪念が湧いてしまう。彼女が手にしていたゴールドカラーのiPhoneを見るとたまらなく欲しくなってしまい
「僕が家族に説明してあげるよ」と優しく声をかけるとともに、彼女にロックを解除させた。そしてそのままiPhoneを耳元に持っていき、
通話していると見せかけながら、そのまま乗って来た電動バイクでとんずらしてしまったそうだ。
http://www.narinari.com/Nd/20150330668.html