創始者の中島董一郎氏が1915年に農商務省(現在の農林水産省と経済産業省)の
海外実業練習生としてアメリカに渡り、出合ったのがマヨネーズだった。
「初年度は600kgしか売れませんでした。マヨネーズは日本人にはなじみがなかったので、
整髪料のポマードと間違えて髪に塗ってしまったかたもいたそうです」
マヨネーズの製造を始めた頃、子供たちに絶大な人気を誇っていたのがセルロイド製のキューピー人形だった。
「キューピー人形のように広く愛される商品に育ってほしいと『キユーピー』を使い始めました。
英語でも日本語でも簡単に書けるというのも採用した理由のひとつです」
注目すべきは、「キューピー」ではなく、「キユーピー」であること。
「『ユ』が大文字なのは、デザイン上の理由です。横書きした時にユだけ凹んでしまうのが
デザイン的に美しくないから、『ユ』を大きくしたんです」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150321-00000022-pseven-bus_all