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中国メディア・中国経営報は中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で18日、「日本人は国のために戦いたくない 中国人は7割超が戦う」とするツイートを掲載したところ、多くのユーザーが注目した。
記事は、ギャラップ・インターナショナルが実施した「自国のために戦うつもりがあるか」という調査を64カ国・地域で実施した結果、日本が11%で最下位となった一方、中国は71%と高い数字になったことを紹介。欧米諸国が下位に名を連ねた一方で、パキスタンなど政情不安定な国が上位に入ったとした。
この記事に対して、微博ユーザーからは「見たところみんな『口だけ王者』だと思った」、「戦うって言ってるのはみんな役人だろ。本当に戦うことになったら脱兎のごとく逃げるくせに」、「中国人は生まれてからずっとウソの中にいるから、自分の本当の意識が分からず、心の内を表すことができない」、「共産党員の義務だろう。自分には関係ない」など、71%という中国の回答結果に疑問を投げかける声が数多く寄せられた。
なかには「本当に自分の手で鬼子を引き裂く秘技が使えると思っているのか?」という、抗日ドラマの“過剰演出”を皮肉るかのような意見もあった。また、日本の数字の低さを含めて「中国人は日本への報復が済んでいないのに対して、日本人は罪を背負っている。一緒に論じてはならない」とし、国情が異なるなかで一様に論じることが無意味であるの見方を示すユーザーもいた。
先進国では数値が低く、政情不安定な途上国では数値が高くなるという傾向において、71%が「自国のために戦う」と回答した中国をどう見るかについては意見が分かれそうだ。同じ国内によってもどのような階層に質問するかでその比率は大きく変わって来るだろう。
どれだけの人が本心で答えているか、というのは「いざ」というときにならなければ分からない。そんな「いざ」というときがやってこないことを祈るばかりである。(編集担当:近間由保)(イメージ写真提供:(C)宫 仁毅/123RF.COM)
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