米大使館に業務妨害容疑の男「基地移設に不満」
3月20日?12時59分
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東京のアメリカ大使館に「ケネディ駐日大使を殺す」などという電話が相次いでかかってきた事件で、大使館の業務を妨害したとして逮捕された沖縄県の男が「アメリカ軍の基地の移設に不満があった」と供述していることが警視庁への取材で分かりました。警視庁は詳しい動機をさらに調べています。
この事件は先月から今月にかけて、東京・赤坂のアメリカ大使館に、ケネディ駐日大使の殺害を予告したり、大使館や、沖縄県にあるアメリカ軍のキャンプシュワブを爆破したりするといった内容の電話が、およそ３０回かかってきたものです。
警視庁は防犯カメラの映像などから捜査を進めた結果、大使館の業務を妨害したとして、那覇市の神谷三義容疑者（５２）を１９日夜逮捕し、２０日身柄を東京に移しました。
警視庁によりますと、神谷容疑者は「間違いありません」と供述し、容疑を認めているということですが、その後の調べに対し、「アメリカ軍の基地の移設に不満があった」と供述していることが警視庁への取材で分かりました。
警視庁は詳しい動機をさらに調べるとともに、一連の電話にも関わっているとみて捜査しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150320/k10010022231000.html