ごみの中に砲弾?空の手りゅう弾も 発見相次ぎ成田市困惑
成田市が運営する廃品処理施設「リサイクルプラザ」(同市小泉)に持ち込まれたごみから年明け以降、砲弾のようなものや、中身が空洞の手りゅう弾のようなものが相次いで見つかったことが14日、市への取材で分かった。
いずれも警察が回収する事態に。市は「不審なものは持ち込まないでほしい」と困惑している。
今月6日、年末に個人が搬入したとみられる市指定の「金物・陶磁器・ガラス類」のごみ袋を開けた同プラザ職員が、長さ約30~25センチで直径約8センチのさび付いた砲弾のようなものを2本見つけ、成田署に通報。
危険性は低いとみられるが、戦時中のものの可能性もあるとみて自衛隊が調べる。
手りゅう弾のようなものは12日、箱に入ったごみの中に使用済みのライフル弾十数発と一緒に見つかった。
これは市内の男性が搬入したと特定され、男性は「十数年前に同プラザに仕事で出入りしていた際に見つけ、興味本位で家に持ち帰り、箱に入れまま忘れていた」と話したという。
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