自ら独立を宣言しているドネツク及びルガンスク人民共和国の指導者アレクサンドル・ザハルチェンコ、イーゴリ・プロトニツキイ両氏は、
ドンバス地方を占領地とするウクライナ最高会議の決定について、しかるべき共同声明を出した。ルガンスク情報センターのサイトが伝えた。
声明の中では、次のように述べられている―
「キエフ当局は、ドンバスに特別な地位を付与する事を拒否し、ミンスク合意による脆い平和を踏みにじり、状況を袋小路に追い込んだ。
ドネツク及びルガンスク両人民共和国は、ウクライナのポロシェンコ大統領と最高会議が17日下した恥ずべき決定を取り消さない限り、
キエフ当局とのいかなる歩みよりも不可能である。」
また両人民共和国の指導者は、自分達がコントロール下に置いている諸地域における特別の体制は、採択された文書によれば、任期
満了前の選挙を実施した後初めて、確立されるとの条件に強い憤りを示した。
声明の中では、さらに次のように強調されている―
「キエフ当局は又、紛争ゾーンへの平和維持軍部隊導入に関する問題を提起しているが、これはミンスク議定書にも、又メモランダムにも
総合措置にも規定されていない。そうやって彼らは、非常な努力を傾け作成された和平プランのあらゆるロジックを犯している。これは、
善意の仮面で真意を隠しながら、ミンスク合意からの離脱を試みる、いつものやり方だ。」
http://japanese.ruvr.ru/news/2015_03_18/283387696/