中国湖南省の省都・長沙市で高さ200メートル、57階建ての高層ビルが最近、
わずか19日間で内装などを除き完成したと中国メディアが報じ、話題となっている。
インターネット上では「信じられない」という驚きのほか、地震発生時の安全性を心配する声も相次いでいる。
このビルは「小天城」(ミニスカイシティ)という名称で、約4000人収容可能なオフィススペースや
800戸の住宅などが造られる。「超速度完成」を可能にしたのは、「組合式建築」と呼ばれる工法で、
あらかじめ工場で建材などを組み立て、それを運んで建設現場で積み上げた。
約1200人の労働者が24時間態勢で完成を急いだ。
問題の耐震性については、震度9(日本の震度6弱~6強に相当)の地震が発生しても耐えられる
構造になっているという。もともとは97階建てビルを建設する計画だったが、空港近くだったため
57階建てに変更された。
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2015031800740