日経平均、1万9500円台を回復 約15年ぶりの高値
2015年3月18日15時14分
18日の東京株式市場は、今春闘での賃上げの広がりで景気回復が加速するとの期待から買いが膨らんだ。日経平均株価は前日より107円48銭(0・55%)高い1万9544円48銭で取引を終えた。
終値で1万9500円台を回復するのはITバブルの頃の2000年4月14日以来、約15年ぶり。東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は11・96ポイント(0・76%)高い1582・46。出来高は20億4千万株。
日経平均は前日までの5営業日で771円値上がりしている。前日の米国市場でダウ工業株平均が大幅に下落したこともあり、18日の東京市場は日経平均が値下がりして始まった。一方で、国内企業の業績改善や、賃上げによる景気回復への期待感は根強く、その後は買い戻す動きが広がった。
http://www.asahi.com/articles/ASH3K443CH3KULFA00T.html