富士山登山 ヘルメットなど持参を呼びかけへ
富士山を登る人たちの安全確保のため注意事項をまとめたガイドラインについて、
山梨県や静岡県などで作る協議会は、去年9月の御嶽山の噴火を受けて見直し、
万が一の際の噴火に備えてヘルメットや防じんマスクなどの持参を呼びかけることになりました。
これは17日、国と山梨、静岡両県、それに富士山のふもとの市町村などが参加して
山梨県富士河口湖町で開かれた「富士山における適正利用推進協議会」で決まりました。
それによりますと、現在、夏山シーズン以外に富士山を登る人たちの安全確保のため、
最低限必要な装備品や登山ルートでの注意事項をまとめたガイドラインについて、
去年9月に長野県で起きた御嶽山の噴火を受け見直すということです。
具体的には、装備品の項目に万が一の噴火に備え、ヘルメットや防じんマスク、
ゴーグルを追加し、持参することを呼びかけるということです。
また、去年5月に富士山の山頂でスノーボードをしていた男性が滑落して死亡する
事故が起きたことから、スキーやスノーボードの滑走禁止も盛り込むことも決めました。
協議会では、このガイドラインを周知するためのパンフレットを、来月作成することにしています
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150318/k10010019361000.html