東洋ゴム工業(大阪市)の免震装置のゴムが国の性能基準を満たしていなかった問題で、
国土交通省は17日、兵庫県稲美町にある同社明石工場を立ち入り調査した。
東洋ゴム側は、製品開発担当者がパソコンを使ってデータを改ざんしたと説明し、
改ざん前のデータを提出した。
同省は不正があった製品3種類の認定を13日付で取り消したが、
別の製品でも不正が見つかれば新たな処分を検討する。
調査に立ち会った同社幹部は記者団に「営業部から納期を守るように言われたことが
大きなプレッシャーになっていた」と説明。
国交省の担当者は「個人の問題だけで済ますのは難しい」と述べた。
ソース
東京新聞:国交省、東洋ゴムを立ち入り調査 免震不正問題で兵庫の工場:社会(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015031701001784.html