アイシン精機と千葉工業大学 未来ロボット技術研究センター(fuRo)は2015年3月17日、4つの形態に変形する、ロボット技術を応用したパーソナルモビリティ「ILY-A(アイリー・エー)」を開発したと発表した。
市販化は未定だが、アイシン精機では5年以内の市場投入を狙うとしている。
ILY-Aは3輪の1人乗り電動モビリティで、座席に搭乗する「ビークルモード」、
立ち乗りで地面を蹴って進む「キックボードモード」、
重量物の運搬などを行える「カートモード」、
折りたたんで可搬性を高めた「キャリーモード」の4形態に変形する。
965×440(全長×全幅)mmというベビーカーほどのサイズながらロボット技術を応用した自動減速/停止機能により障害物への衝突を防ぎ、人混みの中では自動的に最高速度を落とすなどの安全技術を搭載する。
個人用の小型モビリティとしてはセグウェイやホンダのUNI-CUBなど先行する機種もあるが、ILY-AのコンセプトについてfuRoの古田貴之氏(千葉大学教授) は「単なる移動手段ではなく、次のライフスタイル」と断言する。
現在、都市部の移動手段として用いられている自転車やシニアカー、電動カートなどさまざまな乗り物を融合・再構築することで、若年層から年配層までの幅広い層のさまざまな局面をサポートする、「ヒトの“○○したい”を具現化する乗り物だという。
ハンドル下部には周囲5メートルの検知が可能なレーザースキャナを搭載、周囲の状況を把握し、周囲の人や障害物にぶつかりそうになると自動的にブレーキをかける。
前方のみならず周囲もスキャンしており、周囲の流れに逆らわないよう、人と併走して走行することも可能だ。
以下ソース
http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1503/17/news116.html
http://image.itmedia.co.jp/mn/articles/1503/17/hi_il01.jpg
https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=8u0EbzCpgFU
https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=XUzIOiTkMoA