三陽商会は16日、今年秋に投入する衣料品新ブランド「マッキントッシュロンドン」の秋冬商品を発表した。同ブランドは6月に
ライセンス契約が終了する英バーバリーの後継と位置付けられている。バーバリーと比べてスーツやネクタイなどの品ぞろえを増やし、
ビジネス需要の取り込みを強化する。
中心価格帯は主力のトレンチコートで税別14万~15万円。紳士向けスーツで同14万円、ワンピースで同6万3000円と、バーバリー
と同程度に設定する。45歳以上の男女を主要顧客にする。
主力商品はコートで、紳士・婦人共に商品全体の2~3割を占める。紳士向けではビジネスシーンでの着用を想定した品ぞろえを
強化し、スーツやジャケットなどコート以外のビジネス向け商品を全体の40%にする。バーバリーは全体の30%程度だった。カジュアル
衣料の比率は引き下げる。バーバリーと同様にバーゲンセールはしない方針だ。
(以下略)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ16HYP_W5A310C1TI0000/