日本バスケットボール協会の改革を主導するタスクフォース(特別チーム)の川淵三郎チェアマン(78)が15日、
東京都内で協会の評議員らと意見交換会を開き、国内リーグの統合問題などで混乱の続く状況に、怒りをあらわにした。
会の冒頭で「競技者登録が(日本で野球とサッカーに続く3番目の)約62万人もいるのに、愚かである。
もったいないし、真剣に考えているのか」とバッサリ。顔を紅潮させながら、大きな変革の必要性を訴えた。
川淵氏は、理事と評議員が総辞職する時期を当初の予定より約1カ月前倒しし、5月中旬までとする方針。
また選手登録費を200円上げ、得られる約1億2000万円の一部を新事業に投資する考えも明かした。
日本は国内リーグが2つに分割した状態が解消されないことなどで、国際バスケットボール連盟から
無期限の国際試合禁止処分を科されている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150316-00000020-sanspo-spo