1947~49年頃の第一次ベビーブーム時代に生まれた人々は「団塊の世代」と呼ばれる。
この3年間は年間出生数がいずれも260万人を超えており、世代別人口比率において大きな割合を占めている。
そんな現在60代後半に当たる団塊の世代をめぐり、公共の場でのマナー違反やクレーマー化がメディアなどでも
しばしば話題に上っている。
今回、20~40代の男女に団塊の世代に関するアンケートを実施したところ、特に多かった声が店舗内や
電車内でのマナーに関するものだ。
「男性が電車の中で電話していたのです。小声なら別に気にならなかったと思いますが、かなり大きな声だったので
乗客全員の冷たい視線を集めていました。本人は一切気に留めない様子でしたが」(42歳・男性)
「駅のプラットフォームで帰宅ラッシュの時間帯に、大勢の人が順番に整列して電車を待っていました。
すると60代後半ぐらいの女性が、電車が着いた瞬間に現れたかと思うと、悪びれもせず横入りして
すーっと車内に入って行ったので唖然としました」(26歳・女性)
「私が妊娠していた頃、気分が優れなかったので優先席に座っていたのです。そこに突然、
60代後半ぐらいの女性が現れて『あんたいい加減、席譲りなさいよ!』と怒り出したのです。
私はマタニティマークのキーホルダーを見えるように付けていたのですが、改めて『妊娠しているので』と伝えました。
でもその女性は自分の非を認めず、『私の若い頃はそんな世間に甘えてなかったわよ!』と逆ギレ。
ちなみに同じ車両の一般席には、空いている席があったにもかかわらずです」(32歳・女性)
●職場では価値観の押し付け?
また、団塊の世代が職場で軋轢を生むことも多いようだ。定年が65歳まで延長されたり
退職者の再雇用制度を導入している企業が増える昨今、この世代と共に働いていたという人々からの声も多かった。
「同じ工場で働く男性に、『最近の若いもんはダメだなー』と思いっきりステレオタイプなことを言われたことがありました。
毅然とした態度で『具体的にどこがダメですか?』と聞いたら『いや、もうなんか芯がないよ』と抽象的な言葉で
濁されてしまいました」(25歳・男性)
「団塊の世代の男性にExcelの資料を送った時、その人が『頼んだデータが入ってない!』と文句を言ってくるのですが、
要求されたデータはきちんとsheet2に入っていました。要するに、いくつものsheetがあるというのを知らなかっただけ
だったので、丁寧にそのデータの見方を教えてあげたら『わかりにくいんだよ!』と一喝されてしまいました」(30歳・男性)
抜粋してます
http://biz-journal.jp/2015/03/post_9252.html