●マンネリな生活を送っていると、認知症の危険
そこで本題の公務員である。同書によると「マンネリで変化を好まない公務員」は扁桃核を刺激しない
頭の使い方の人が多く、そのため認知症になりやすいという意味で、かなり危ない職業なのだという。
著者の長谷川氏は、自身の経験も交えてそれを解説する。年間50回ほどの講演を行う著者だが、
主催者が民間か公的機関かで、対応の“差”があるという。
「民間企業が主催の場合は、講演会場で(著者の)本の販売をさせてもらう」。しかし公的機関の場合、
販売させてもらえないことが多々あるのだという。理由は「規則で決まっている」「上司に確認したがダメだった」
というお決まりの文言だ。柔軟性がなく、前例主義で、聴衆の希望に応えるという意思すら持たない公務員は
「価値観が凝り固まっている」。
「公務員で大切なのは前例があるかないか、マニュアルから外れていないかであり、
個人的な判断で結論が出せません」「組織の論理を優先して淡々と仕事をこなせる人のほうが、出世も早い世界です」。
よって「自らの判断で新たな方法や対応策を生み出す思考・行動が必要とされていない」し、
「狭い価値観だけで仕事をする」のだ。
こうした柔軟性のなさは、凝り固まった価値観を生み、「扁桃核」をうまく刺激できなくなる。だから公務員の思考、
行動は「脳の働きからいっても認知症の危険因子」となるのだという。
抜粋してます
http://biz-journal.jp/2013/12/post_3667.html