富山県と長野県を結ぶ立山黒部アルペンルートの除雪が進んでいる。真っ白い雪原に、つづら折りの曲線が一筋。４月１６日に全線が開通する予定だ。地元は北陸新幹線の開業効果で例年以上の観光客を見込む。
除雪区間は富山県側の美女平（びじょだいら、標高９７７メートル）―室堂（むろどう、同２４５０メートル）の約２３キロ。アルペンルートを運営する「立山黒部貫光」（富山市）によると、最高地点の室堂の積雪は８３０センチで平年より２割ほど多い。（寺脇毅）
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