つぶらな瞳にネズミのような尾、ぬいぐるみのような体、そしてにっこりと笑っているかのような顔がたまらない。
オーストラリアのクアッカワラビーは、つい最近まで国外ではほとんど知られていなかった。
ところが今、そのモフモフの小さな生きものと一緒に自撮りした人々の写真がインターネットを飛び交い話題を集めている。
一体クアッカワラビーとは何なのか? 始終笑っているようなその顔から、数年前には「世界一幸せな動物」と言うニックネームまで与えられた。
まず、彼らは深いやぶを好み、西オーストラリア州沖に浮かぶ島の湿原や茂みをすみかとする。
主にロットネスト島やボールド島に生息しているが、本島でもユーカリの森や川の土手で見られることがある。
社交的な草食動物で、群れをつくって行動し、湿原に生えるペパーミントやその他の草を食べる。
食べ物の少なくなる季節に備えて尾の部分に脂肪をため、トンネルを掘ってねぐらや隠れ場所を作る。
そして、カンガルーのように跳ねる。実際、クアッカワラビーはカンガルーに近い有袋類だ。
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20150313/439112/
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